映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は面白い?つまらない?評価が割れる理由を正直レビュー

映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は面白い?つまらない?評価が割れる理由を正直レビュー 映画

🎬 ひとことで言うと
「歴史上の偉人たちが現代の日本を救う!? 豪華絢爛なキャスティングで贈る、理想と現実の狭間に揺れる政治ファンタジー」

🔍 作品の特徴と評価が割れる理由|どんな映画なのか?

本作は、ビジネス小説としても話題を呼んだ同名作品を、浜辺美波や野村萬斎、赤楚衛二といった超豪華キャストで実写化した政治エンタメだ。
コロナ禍のような未曾有の危機に陥った日本を救うため、AIで復活した徳川家康ら歴史上の偉人たちが「最強内閣」を結成する。

本作が「面白い」と「刺さらない」で真っ二つに分かれる理由は、 「政治に対する理想の描き方」にある。

「総理大臣が変われば、世の中は変わる」というメッセージは、これから社会を支える子供たちにとっては選挙に足を運ぶきっかけになるかもしれない良質な教訓だ。

しかし、 「どうせ何も変わらない」と冷めた視点を持つ大人たちにとっては、あまりに分かりやすい「よくあるパターン」の展開(⚠️ ★4)に映り、驚きや感動を得るまでには至らないのが正直なところだ。

⚔️ 俳優・キャストの見どころ|演技で成立しているか?

俳優陣の豪華さは圧巻だ。
野村萬斎の家康が放つ重厚感や、織田信長(GACKT)、豊臣秀吉(竹中直人)といった誰もが知る偉人たちの競演は、まさにスクリーンでしか味わえない贅沢さがある。

しかし、その豪華な器に対して、物語が「本質をついている」ようでいて、エンタメの枠を飛び出せていないもどかしさがある。

公開当時の現実的な政治状況を鑑みれば、「現実はそんなに甘くない」という冷ややかな感覚がどうしてもノイズとなってしまい、物語に没頭することを妨げてしまった(⚠️ ★4)面は否めない。

🎥 演出と映像|派手さか、没入感か

武内英樹監督らしい、テンポの良い演出と派手な画作りは健在だ。

物語の結末自体はスカッとするように作られており、それまでの停滞していた空気が、偉人たちの断固たる決断によって一気に一掃されるような爽快感は演出されている。

しかし、今となって振り返れば「総理大臣が違うだけでここまで変わるのか」という、現実のリアルな政治の変化を感じさせる点では、ある種の本質を突いた鋭さも持ち合わせていると言える。

霧が晴れるような結末の心地よさと、現実はそう簡単に変わらないという諦念が同居する、不思議な読後感だ。

🏆 総評|この映画が向いている人・向かない人

『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は、家族で政治について考えるきっかけとして観るには適している。

✔ 日本の歴史上の偉人が勢揃いする、お祭り騒ぎのようなエンタメを楽しみたい
✔ 子供と一緒に鑑賞し、政治や社会の仕組みについて話すきっかけにしたい
✔ 「もしも」のif設定を、頭を空っぽにして楽しみたい

逆に、

✔ 大人の視点で、現実に即した緻密な政治サスペンスや深い感動を求めている
✔ 定型通りの「分かりやすい展開」に飽きており、意外性を期待している

という人には、少し内容が物足りない、あるいは綺麗事に感じてしまう(⚠️ ★4)内容となっている。

⭐ prime-watch評価(10点満点)

ストーリー構成:★★★☆☆☆☆☆☆☆(3 / 10)
演技力    :★★★★★★★★☆☆(8 / 10)
演出・映像  :★★★★★★☆☆☆☆(6 / 10)
エンタメ性  :★★★☆☆☆☆☆☆☆(3 / 10)
総合おすすめ度:★★★★☆☆☆☆☆☆(4 / 10)

👉 prime-watch総合評価:⚠️ 4 / 10

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