映画『プリズン13』は面白い?つまらない?評価が割れる理由を正直レビュー

映画『プリズン13』は面白い?つまらない?評価が割れる理由を正直レビュー 映画

🎬 ひとことで言うと
「監獄に閉じ込められたのは、観客の方だった。あまりに安易な舞台設定と、緊張感の欠片もない演出がもたらす『2時間という懲役』」

🔍 作品の特徴と評価が割れる理由|どんな映画なのか?

本作は、有名な「スタンフォード監獄実験」をベースにしたシチュエーション・スリラーだ。
12人の男女が看守と囚人に分かれ、7日間の監獄生活を送るという実験。

もしあなたが、同じ題材を扱ったドイツ映画の名作『es[エス]』のような、人間の理性が崩壊していく恐ろしい心理描写を期待しているなら、間違いなく椅子から転げ落ちるだろう。

本作は心理実験の恐怖を再現するどころか、設定の甘さと稚拙な展開が目立ち、観ている側が「2時間という無駄な時間を過ごす監獄」に囚われてしまう(🚫 ★1)。

⚔️ 俳優・キャストの見どころ|演技で成立しているか?

主演の堀田真由をはじめとする若手キャストの熱演は、かろうじて評価できるかもしれない。
しかし、その脇を固めるキャスティングには疑問が残る。

特に、主演のバーターとして出演しているかのような板野友美に関しては、厳しいことを言うが、彼女が出ている映画で心底面白いと思える作品に出会ったことがない。

本作でもそのジンクスは破られることはなく、演技の質やキャラクターの存在意義が物語の没入感を削いでしまっている。
重要な役どころであっても、感情移入どころか白けてしまう瞬間が多く、俳優陣の魅力が作品の底上げに繋がっていない。

🎥 演出と映像|派手さか、没入感か

演出面においても、映画としての緊迫感やスケール感に欠けている。

監獄内という限定された空間でありながら、映像的な工夫が少なく、まるでテレビの再現ドラマを観ているかのような安っぽさが拭えない。

本来であれば、極限状態が生む人間の歪みから突き抜けた多幸感……ではなく、突き抜けた絶望感が描かれるべきだが、本作にあるのは単なる「不快感」だけだ。

ストーリーの着地点も驚きはなく、「結局何が言いたかったのか」という虚無感だけが残る。
映像CGや特殊メイクに頼る以前に、脚本としての強度が圧倒的に不足しており、映画体験としてのカタルシスなど望むべくもない。

🏆 総評|この映画が向いている人・向かない人

『プリズン13』は、時間を有効に使いたい人には決しておすすめできない作品だ。

✔ 特定の出演俳優の熱狂的なファンであり、内容を問わず映像が観たい
✔ どんなに評価の低い映画でも、自分の目で確かめないと気が済まない

逆に、

✔ 『es[エス]』や『エクスペリメント』のような本格心理スリラーを期待している
✔ 映画鑑賞の後に、何かしらの満足感や深い考察を楽しみたい

という人には、時間の無駄と感じてしまう可能性が極めて高い(🚫 ★1)内容となっている。

⭐ prime-watch評価(10点満点)

ストーリー構成:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(1 / 10)
演技力    :★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2 / 10)
演出・映像  :★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(1 / 10)
エンタメ性  :★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(1 / 10)
総合おすすめ度:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(1 / 10)

👉 prime-watch総合評価:🚫 1 / 10

※本作品はAmazon Prime Videoで配信中。プライム会員は追加料金なしで視聴可能です。
(視聴を検討される際は、あくまで自己責任でお願いします)

[Amazon Prime Videoで『プリズン13』を確認する]

みんなの感想・考察

タイトルとURLをコピーしました